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珈琲茶会
珈琲茶会

珈琲茶会 閉会

珈琲茶会は、2019年12月の第20回を最後に止まってしまいました。コロナウイルス禍のためです。この茶会、内容的には講座なのですが、一方通行的なレクチャーではなく、皆が発言する座談会に近いところを狙って、あえて茶会と名付けました。寄り添って密に話すからこその珈琲茶会であり、コロナはその根幹に襲いかかってきたわけです。

コロナが終息するには、1年や2年はかかるでしょう。さてどうするか。オンライン茶会など、開催可能な手法はあるけども、私自身がそうした手法に馴染んでなくて、中途半端になるだけではないか。密な会話は無理。それなら一旦閉じて再出発した方がよいという判断をしました。

ただ、今回のコロナが終息しても、この事態は現代の環境問題や社会問題等に起因している可能性もあります。だとすると新たな感染症のパンデミックが続き、もはや以前の世界には戻らないのではないか。

一方、私自身は高齢者であり、体は動かん、記憶はおぼろ、知力は衰弱、なぜか気力だけが前のめり、というアンバランス。また、常連に高齢者も多い。

で、考えました。コロナ対策というだけでなく、心身の衰退を前提とした老人用コミュニケーションとして、オンラインを再評価したらと。珈琲茶会倶楽部は解散し、しばらく雌伏して、震える指でキーボードを押しながら自分をオンライン体質に変える。そして新たにリモート老人倶楽部を結成する。もちろん若い世代の入部も可です。

 

世界が壊れつつあるという意識は、コロナ以前からありましたし、茶会は世界の崩壊から自分たちの精神を守るための行動です。この点に何の変更もありません。世界が壊れるのが先か、自分が壊れるのが先か、それは分かりません。が、最後に気と血を吐いて・・・冗談です。

コロナ以前の計画では、これまでの珈琲茶会をリニューアルして、今年の2月に再出発する予定でした。その最初の茶菓子が「バンクシー」で、茶菓子提供者が私。資料を集め、スライドを用意しましたが、今は消化不良のまま腹に溜まった状態です。排出しないと気持ちが悪いのです。

バンクシーは、終末論と親和性が高い作家です。そこでウェブ紀要に連載している終末論の番外として掲載することにしました。本格的な論考というわけにはいきませんが、茶会ではこんなことを話すつもりだった、といった程度に受け止めてもらえたらよいかと。興味ある方は紀要の方で読んでください。

三頭谷鷹史

<< 紀要のページはこちらをクリック 美術の終末、芸術の終末 番外>> 

連絡先 三頭谷鷹史(珈琲茶会亭主)  電話090-5857-6585
主催 珈琲茶会倶楽部/(財)岩田洗心館
岩田洗心館 愛知県犬山市大字犬山字冨士見町26 電話 0568-61-4634

過去の珈琲茶会
第1回 2016年2月28日 松永直幸(鉄道史学会会員) これからの消費について考える
第2回 2016年4月17日 三頭谷鷹史(美術評論家) 夏目漱石の病、暴力、アウトサイダー・アート
第3回 2016年6月19日 田中美智甫(いけばな/嵯峨御流) 花手前(はなてまえ)
第4回 2016年10月2日 三頭谷鷹史(美術評論家)
夏目漱石の病、暴力、アウトサイダー・アート(2)
第5回 2016年11月27日 大嶽恵子(美術ウオッチャー) 公共空間の彫刻像について考える
第6回 2017年2月26日 松永直幸(鉄道史学会会員) 濃尾地震の痕跡と慰霊・記念の表現
第7回 2017年4月16日 三頭谷鷹史(美術評論家) 美術の終末、芸術の終末
第8回 2017年6月25日 三頭谷鷹史(美術評論家) 続・美術の終末、芸術の終末
第9回 2017年9月3日 鈴木敏春(美術批評/NPO愛知アート・コレクティブ代表)
「アール・ブリュットをめぐって」
第10回 2017年11月19日 「大雑談会」
第11回 2018年2月25日 肥田木朋子(元・財団法人かすがい市民文化財団学芸員)
実用とアートの共存から見る「書」
第12回 2018年4月22日 肥田木朋子(元・財団法人かすがい市民文化財団学芸員)
実用とアートの共存から見る「書」 その2
第13回 2018年7月8日 三頭谷鷹史(美術評論家)
1970年代、芸術から風俗へ この時、終末が始まっていた
-赤瀬川原平と岩田信市を手がかりに語る終末論―
(美術の終末、芸術の終末③)
第14回 2018年9月30日 三頭谷鷹史(美術評論家) ※中止
続・1970年代、芸術から風俗へ(美術の終末、芸術の終末③)
第15回 2018年12月16日 三頭谷鷹史(美術評論家)
女たちのいけばな/犬山版

第16回 2019年1月27日 三頭谷鷹史(美術評論家)
まだ続くのか珈琲茶会(反省茶会) 於・Z邸

第17回 2019年4月14日 楠本亜紀(写真評論、インディペンデント・キュレーター)
記憶と記録:コミュニティ・写真・アーカイブ
◆今回の世話人 斎藤絵美
第18回 2019年7月14日 中島智(芸術人類学)
「遍在する〈制作〉について」
◆今回の世話人 三頭谷鷹史

第19回 2019年10月6日 三頭谷鷹史(美術評論家)
あいちトリエンナーレ不自由展事件

第20回 2019年12月1日 服部清人(ぎゃらり壷中天代表)
服部清人(ぎゃらり壷中天代表)
◆今回の世話人 松永直幸(鉄道史学会会員)

2020年8月15日 『珈琲茶会』閉会
コロナウイルス禍で延期していました珈琲茶会は、2020年8月15日をもって閉会する事になりました。